皆さん、こんにちは。おかげ様で、クリニックは開設から1年と少し経過致しました。これからも地域の皆様の健康増進、症状緩和のため、一生懸命に診療を続けて参る所存です。

 

さて、今日はピロリ菌の除菌薬を服用される方に、除菌薬内服のポイント、除菌判定検査までの生活のポイント、除菌後のポイントについてお話したいと思います。

 

  • 除菌薬内服のポイント

除菌薬は抗生剤2種類と胃薬1種類を1週間内服頂きます。初めて飲むお薬でアレルギーが出ることもあるので、なるべく朝から服用し、何かあれば当院までご連絡ください。また抗生剤でよく下痢をしてしまう人はあらかじめ整腸剤を併用することをお勧めしますので、医師に伝えてください。また下痢等の副作用などをなるべく起こさないようにするため、飲酒や生食(各種刺身、ユッケ等)を控えてください。

 

  • 除菌判定検査までのポイント

除菌判定は除菌薬服用後1か月以上あけてから行います。検査方法は呼気試験、便検査となります。呼気試験は最後の食事から4時間あいていれば出来る検査です。便検査は容器を病院でもらって帰り、自宅で採取してご持参頂くことになります。除菌薬終了後に、胃が悪くなり、胃酸を抑えるお薬をお飲みになりたい場合は検査を延期する必要があるので、病院までご連絡ください。

 

  • 除菌後のポイント

除菌後のピロリ菌再発についてですが、基本的に除菌成功後の再発は少ないと報告されています。ピロリ菌は、川や土中、井戸水などにいると推測されていますが、現代人は比較的衛生的な食事をしていることもあり、あまり気にしなくてよいということです。また、ピロリ菌除菌後の方も、胃がんのリスクが高いため、年1回の内視鏡による経過観察が必要ですが、この内視鏡検査でピロリ菌の再感染の有無などは簡単にわかります。ですので、ピロリ菌の検査を数年後に受けるというよりは、胃カメラを毎年受けることが重要と言えます。

 

以上、簡単ではありますが、ピロリ菌の除菌治療についてまとめましたので参考にしてください。

 

青野クリニック 院長