在宅・訪問診療について
訪問診療とは
通院が困難な患者様に対し、患者様の同意を得て、計画的な医学管理のもと、ご自宅まで医師が定期的に訪問して診療を行うものです。
当院はこのような訪問診療を行う「在宅療養支援診療所」届け出医療機関です。
診療内容
- 当院では月2回定期的な訪問診療が基本となりますが、患者様の状況に応じて毎週訪問することも可能です。
- 問診、聴診、触診、血圧測定、体温測定などの診察に加えて、必要があれば血液検査、尿検査などもご自宅で行います。
- ご自宅で点滴、各種処置を行うことも可能です。
- 通常の訪問日以外でも、ご連絡をいただきましたら、患者様の状態に応じて24時間対応で診察に伺います。
- 各訪問看護ステーションなどとも連携し、在宅酸素、在宅人工呼吸器、在宅中心静脈栄養、胃瘻、尿道カテーテルなどの対応を行います。
- 医療用麻薬による痛みの管理・緩和やご自宅でのお看取りにも対応いたします。
訪問診療までの流れについて
- 1. まずはお電話にてご相談ください。
- 状況をお聞きし、面談の日時を決定いたします。
担当のケアマネ―ジャー、施設の方にご依頼いただいても結構です。入院中の患者様は病院の相談員や地域医療連携室へご相談ください。
- 2. 当院にて面談をさせて頂きます。
- 面談はご家族様のみでも構いません。
訪問計画や訪問診療に関する事務的なご説明を行います。
●面談時にご持参していただくもの- 保険証（介護保険証や各種受給者証など）
- 申込書
- 紹介状（お持ちの方のみ）
- お薬手帳
- 3. 訪問計画に従ってご自宅での診療を開始。
各医療機関との連携
病状により、必要があれば近隣の総合病院などへ速やかにご紹介いたします。介護サービス、福祉サービス、訪問看護ステーションとの連携をしっかりと行います。
