みなさん、こんにちは。クリニックを開院させて頂いて半年が経ちました。当院に通院される患者様が、帰るときに少しでも明日の健康につながる知識を得て、少しでも安心してお帰り頂けるように、スタッフ一同懸命に努力していく所存です。これからも青野クリニックをよろしくお願いいたします。

 

さて、今日は当院での大腸内視鏡検査について少しお話したいと思います。大腸がん検診や大腸カメラを受けたい方で当院に来る方の多くが

 

「痛いと聞いたことがあるので、眠りながらしたい。」

「下剤を飲むのがしんどいと聞いた」

 

とおっしゃいます。そこで、皆さんに知って頂きたいのが、

 

・鎮静剤と鎮痛剤があるということ

・当院は院内で下剤を内服出来るスペースを完備していること

 

9割以上の方が鎮静剤のみで問題なく検査を行えますが、時々、お腹の手術後の癒着がとても強い方などで、痛みがどうしても起こってしまう場合があります。そんな場合でも、鎮痛剤を用いることで苦痛を抑えることが出来ます。出来るだけ痛くない大腸カメラを希望される方におすすめです。

 

また下剤の内服を家でおひとりでするのが不安な方や、遠方の方でクリニックに来る道中のトイレが不安な方などは、下剤の内服をクリニックで行うことが出来るので、必要があれば検査予約時にご相談頂ければと思います。

 

2017年の癌統計において、癌による死亡原因のうち、大腸がんは男性の第3位、女性は第1位となっています。皆様の大腸癌を予防するために、一人でも多くの方に苦痛の少ない大腸カメラを受けて頂きたいと考えています。

 

青野クリニック 院長 青野 悟志