緩和ケアとは
皆さんは緩和ケアと聞くとどのようなことを想像しますか?がんの治療をしない人が受けるもの、人生の最期に痛みが強い時に受けるものと思っていませんか?
それは大きな間違いです。
緩和ケアは少しでも病気による痛み(心の痛みを含めて)を感じた時から始まり、さらに患者さん本人だけではなく、ご家族もその対象になることもあるのです。
そしてそうした病気が始まった時から、生活パターンもこれまで通りとはいかなくなります。どのような療養先があるのかの情報を提供したり、どうすれば患者さん、家族がともに過ごす時間を安楽に過ごせるか、それをトータルにサポートすることこそが、緩和ケアの役割なのです。
当院では金曜午後に緩和ケア専門外来の時間を設けております。通常の診療時間内ではお話を十分に聞くことが難しいので、おひとり30分の予約枠で対応させて頂きます。患者さんご本人やご家族からのご相談は金曜だけでなく随時お受けいたしますので、ご希望の方はいつでもお電話ください。
緩和ケア専門外来:毎週金曜日 13:30~16:30(要予約)
担当医紹介
医師
青野 奈々(あおの なな)
[ 資 格 ]
- 日本内科学会認定医
- 日本緩和医療学会認定医
- 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
- 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
[ 所属学会 ]
- 日本内科学会
- 日本緩和医療学会
- 日本臨床腫瘍学会
- 日本肺癌学会
現在、国立病院機構 大阪医療センター緩和ケア内科、医療法人おひさま会やまぐちクリニック在職中